この時期、産卵の為に椿川を遡上するシロウオを伝統の四角い網ですくい上げる「シロウオ漁」が盛んです。
網を沈め、目を凝す!
網の上をシロウオが通り過ぎるタイミングで網を上げるのが椿町の伝統漁法。
網の外側を泳ぐ魚は、小石を投げて網の上へ誘導します。
この漁、田植えが始まる4月までの春の風物詩。
水が澄んでいないと出来ない為、田植え作業で川に泥水が流れ込むと終わりです。
以前、田植え後も漁を続けてる人が居たのでと聞くと
「見えないよ!当てずっぽで上げてるだけ!
それでも、時間帯がよければけっこ取れる日もあるんだ!」
毎年私、この漁を見物に行き優しそうな漁師さんに頼んで周ります。
「面白そうだから網を上げる手伝いをさせてくれませんか?」
やらせてくれる漁師さんが居たら1時間ほど「シロウオ漁」体験!
たまに「土産だ!」とシロウオを分けてくれます。
人気の食べ方は、「踊り食い」
生きたままポン酢に泳がせ、そのまま口の中へ・・・
口の中でピクピク動くシラウオを食べるのが観光客に大人気!