タグ: ハンディーターミナル

  • 【dos】バッチファイルでFTPコマンド実行

    Windows XPのサポートが終わりノートPCをWindows7にアップグレード。
    それに伴い、外からの受注ファイル送信方法がFTPに先祖返りした話 😮

    使っている受注端末が古く、遠隔地からの受注データは一度メモリーへコピーしノートパソコンで送信。

    長い間、WindowsXPノートでRAS(Remote Access Server)接続。
    社内LANにログインして受注データはWindowsのCOPYコマンドでServerへコピーしています。

    でも、2014年4月9日WindowsXPのメーカーサポートが終了
    そこで、OSをWindows7へアップグレードし同じことをさせたらトラブル発生!

    Windows7はXPよりファイルのアクセス権管理が厳しくなってるのかな?
    下のエラーが表れファイルが読めない!:-(

    「ファイルはほかの人またはプログラムによって使用されています。可能性のあるプロセスを全て閉じてからやり直してください。」

    ほかの人またはプログラムによって使用されています。可能性のあるプロセスを全て閉じてから

    調べてみると、リモートログイン中はロック無し。
    ログアウトするとロックが掛かりファイルを開けなくなります!

    どうやらロックしている「他のプログラム」ってWindowsディスク共有機能みたいです。

    ならば、Windowsディスク共有を使わないファイルの転送方法は何が無いか?
    そうなると思いつくのは超クラッシックな王道:FTP(File Transfer Protocol)。

    まず、社内LANにFTPサーバを構築。
    そして、受注ファイルをFTPさせるバッチファイルを作ろうかと思ったら・・・

    あれ、DOSのFTPコマンドってどう使うの?
    困った時のGoogleさま。

    検索で見つけた下のページを参考に久しぶりのBATファイルを作りました。

    [Windows で使用できるFTPコマンドの使用説明(その1)]

    FTPさせるバッチファイル:note2server.bat
    [vb]ftp -s:c:katabe
    otePC2server.ftp
    [/vb]

    FTPサーバファイル:notePC2server.ftp
    [vb]open ftpサーバIPアドレス
    loginuser
    password
    put order.csv /ftproot/order/orderftp.csv
    bye
    [/vb]

    バッチファイルでFTP出来た!

    やった、FTPコマンドでファイルアップロードが出来た!
    ファイルにロックも掛かっていない!

    成功したかもと思ったら、あれ違うエラーが出た:-o
    プロセスによるロックから、今度はファイルシステムのロック 😕

    WindowsServerへFTPした時のNTFSファイルアクセス権ってどう管理するんだろう?
    よく分からないまま、「chmod 666」をputコマンドの次に書き加えてみました。

    すると、やったー動いた、大成功!

    [vb]quote site chmod 666 /ftproot/order/orderftp.csv
    [/vb]

    バッチファイルでFTP出来た!

    これで実践投入準備OK 🙂
    皮肉ですね、OSをアップグレードしたことでファイルの転送方法がクラッシックなFTPに先祖返りするなんて。

    それにしても古いハンディーターミナルを使い続けるのもそろそろ限界:-(
    基幹システムとの連携部分をもう少し作りこんで、早急にFileMakerGO「なんちゃってハンディーターミナル」アプリを実践投入しないとな・・・
    と言うか、私が待っているのは液晶画面が大型化させると噂のiPhone6の発売なんです。
    私が読んだネットニュースでは、新iPhone6の液晶は2サイズ。iPhone6sが4.7インチ、iPhone6cが5.5インチになるそうです(あくまで噂)

    高齢化が進む形部商事、小さな4インチ液晶用に作った受注画面のボタンと文字が小さすぎると不評で誰も使ってくれないんです。
    5.5インチ型発売を待って実戦投入用アプリを仕上げる予定です 😀

    その頃に、FileMakerGOのバージョンアップが進みFTP機能が付いてくれたりしたら超嬉しいんだけどな・・・・・

  • 【棚札発行】FileMakerGOで集めてAccessでプライスカード印字

    4月1日、消費税が8%へ上がる準備で3月中はバタバタ続き。
    その一つが、サービスで作る得意先のプライスカード。

    作業手順は下記のよう

    1.FileMakerGO「なんちゃってハンディーターミナル」アプリの棚卸機能を使いデータ収集
    集める店頭売価は5%の内税価格

    棚卸アプリで棚札データ収集
    消費税8%で棚札再発行:棚卸アプリで棚札データ収集

    2.集めたデータをPCメールへ送信しAccessで処理
    AccessVBAでメールを受信し添付ファイルを取り出し改行コードをCRからCRLFへ変換するプログラムは開発済み

    3.店頭で集めた5%の内税価格を8%内税価格に変換する更新クエリを実行

    使い捨ての更新クエリーを実行
    消費税8%で棚札再発行:税込5%を税込8%へ再計算するための更新クエリ

    [vb]int(([売価OLD]/1.05)*1.08)+0.5)[/vb]

    4.下処理が終わった棚札生データをプライスカード印刷Accessへインポート
    下はそのプログラムの操作画面。

    プライスカード印字画面(MS-Access)
    消費税8%で棚札再発行:プライスカード印字画面(MS-Access)

    プライスカードは4種類:「本体価格+税:基本」「本体価格+税:横広」「内税」「税別」
    背景色は3種類:青、緑、ピンク

    5.下はプライスカードレポートのデザインビュー

    消費税8%で棚札再発行:プライスカードレポートのデザインビュ

    背景色を変えるVBA
    [vb]Select Case Trim(Forms![Fプライスカード]![コンボ色])
    Case "緑"
    Me!背景色ボックス.BackColor = "14286822" ’キャベツ緑
    Case "ピンク"
    Me!背景色ボックス.BackColor = "15852031" ’ピンク
    Case Else
    ’初期値の青
    Me!背景色ボックス.BackColor = "16777190" ’初期値青
    End Select
    [/vb] 印字領域からはみ出さない様、売価が4桁以上だとフォントサイズを小さくしています。この処理は、商品名でも行っています。
    [vb]If Me![売価] >= 1000 Then
    Me![売価].FontSize = 16
    Else
    Me![売価].FontSize = 20
    End If
    [/vb] JANコードの桁数を取り、JANコード13桁とJANコード8桁の表示非表示をコントロール。
    [vb]If myJanLength = 8 Then
    Me![JAN13].Visible = False
    Me![JAN8].Visible = True
    Else
    Me![JAN13].Visible = True
    Me![JAN8].Visible = False
    End If
    [/vb] 税込プライスカードはこんな感じ
    消費税8%で棚札再発行:税込プライスカード。色は3色

    税別プライスカード:幅広はこんな感じ
    消費税8%で棚札再発行:外税プライスカード:ワイド版

    完成したプライスカードはこんな感じです。
    自作プログラムで作ったプライスカード

    いやー、プライスカードの発行は大変です。
    3月、4月で作った棚札は3,000枚以上。
    データ集め、下処理、印刷とすごい手間なのに費用はもらえないサービス

    お願いお役人の皆さん、プライスカードは外税と法律で決めてください。
    この作業が10%の時にもあると思うと気が重いです。

    まぁ、MS-Accessがあれば少々の無理難題でも比較的簡単に対応できてしまうんですけど・・(プログラム的には) 🙂

    個人的にMS-Accessの一番便利だと思っているのはレポート周りなんです。
    裏でVBAをガリガリかけばすご〜く複雑なレポートが簡単に出来るんですよ 😀

    ネット上で見かける「Accessはクソ、FileMaker最高」と書いてる人たちに、Accessレポート機能の奥深さを知っていただきたいな・・・

  • 【vba+pop3開発】Accessでpop3メール受信クライアント作り

    連携出来ない僕のFileMakerGO「なんちゃってハンディーターミナル」アプリと基幹業務システム。

    FileMakerGOから受注データをメール送信。
    そのメールを受信し、添付ファイルを取出、改行コードCRをCRLFに置換、そして指定フォルダへコピーするにはどうすれば・・・・・

    取りあえずMS-Accessでメール受信機能を作れないか検討。
    VBAから実行できそうなコマンドラインのpop3メール受信クライアントをGoogle検索。

    日本語検索では見つからず、英語検索してようやくヒット1件「popclient.exe」!(意外と少なかったです)

    [Command Line Pop Client (Free)–CODEODE]

    「c:pop3」フォルダを作りダウンロードファイルを解凍。

    pop3受信サーバにハンディーターミナルアプリ専用メールアドレスを作り、そのサーバ情報を設定用XMLファイルに保存。

    実行ファイル:c:pop3popclient.exe
    設定ファイル:c:pop3fmGOconfig.xml
    メール保存先:c:pop3mail
    添付ファイル保存先:c:pop3attachFiles
    VBAで処理後のファイル保存先:c:pop3importedFiles

    さて、受信できるかな?
    FileMakerGOからテスト受注データを送信。
    設定ファイル名を引数にしてpopclient.exeをDOS窓で実行!

    c:pop3popclient.exe -configfile fmGOconfig.xml

    おおおーーー受信した、すげー便利!

    添付ファイル保存先「c:pop3attachFiles」にファイルが2つ出来ました。
    2つともファイル名がユニーク(=唯一無二)になるように意味を持たない長い文字列が末尾に付加されている。

    1つはFileMakerGOで生成した受注明細の固定長ファイル。
    もうひとつは「iPodから送信」と書かれただけのテキストファイル。
    VBAから実行したpopクライアントが受信したメールの添付ファイル

    受注ファイル名の先頭6文字の「FMGoHT」を探し、改名しながら処理フォルダーへ移動するVBAを考えてみました。

    概要
    1:「c:pop3attachFiles」内をdirして先頭6文字が「FMGoHT」のファイルを探す
    2:そのファイルを処理しやすいtxt拡張子付ファイル名に改名
    3:処理フォルダー「C:pop3importedFiles」へ移動する

    後は、nkf.exeで改行コードを変換しサーバへ移動すれば完成。

    [vb]’popclient.exeを起動するバッチファイル
    Shell "c:pop3
    eceive_fmGOmail.bat"

    Const PathSource As String = "C:pop3attachFiles"
    Const PathDistin As String = "C:pop3importedFiles"

    Dim i As Long
    Dim myDir As String
    Dim myFile As String
    Dim mySourceFiles As String
    Dim myDistinFiles As String

    myDir = Dir(PathSource & "*")

    Do While myDir <> ""

    i = i + 1
    If Left(myDir, 6) = "FMGoHT" Then

    myFile = Left(myDir, 23)
    mySourceFiles = PathSource & myDir
    myDistinFiles = PathDistin & myFile & ".txt"
    Name mySourceFiles As myDistinFiles

    ここで改行コードをCRからCRLFに変換
    サーバ上の指定フォルダーへ移動

    End If

    myDir = Dir

    Loop

    kill PathSource & "*"

    MsgBox "全部で" & i & "個のファイルをインポートしました。"[/vb]

    このスクリプトを完成させればFileMakerGOハンディーターミナルアプリと基幹業務サーバの連携が出来るようになるよな・・・
    でも、出来ればFileMakerGOが改行コードCRLFのファイルが作れ、FTPクライアント機能があれば便利なんですけどね。

  • 【vba】nkf+Accessで改行コードCR→CRLF置換

    FileMakerGOからエクスポートしたテキストファイルの改行コードはCR。
    そのデータを加工する専用MS-Access開発の為、改行コードの変換出来るコマンドラインソフトを検索。

    一番良さそうだったのがUNIXコマンド:nkfのWindows移植版。

    [文字コード変換コマンドの nkfの使い方と実例をまとめました。]

    VBAから実行させたいこの下記のコマンド
    [vb]C:Progra~1Common~1
    kf
    kf.exe -s -Lw –overwrite FileMakerGO出力ファイル.txt[/vb]

    最初、VBAのshellでトライしましたがエラーが消えず断念 😮
    次に、VBAからWindows Script Host (WSH)経由で実行を試みましたがこれも失敗 😮

    exeの後ろに長いオプションが有る時は、いつも失敗している私:-(

    今回も、いつもの最終手段。
    FileSystemObjectでDOSのバッチファイルを作り、その中に長いオプション付きコマンドを書込み保存。
    それをCMD.exeで実行。

    やった、動いた!
    やっぱこの方法が一番確実。枯れた技術、万歳 😀

    [vb]Private Sub btn改行コード変換_Click()

    Dim myEexFile As String
    Dim myOption As String
    Dim myFMGOfile As String
    Dim myCOMMAND As String

    myEexFile = "C:Progra~1Common~1
    kf
    kf.exe"
    myOption = "-s -Lw –overwrite"
    myFMGOfile = Me![txtFileMakerGOファイル名] myCOMMAND = myEexFile & " " & myOption & " " & myFMGOfile

    Dim FSO As New FileSystemObject
    Dim st As TextStream
    Set st = FSO.CreateTextFile("C:katabefmgoCR2winCRLF.bat")

    st.WriteLine ("@echo off")
    st.WriteLine ("@echo off")
    st.WriteLine ("echo ———————————————")
    st.WriteLine ("echo ★一瞬で見えないメッセージ★")
    st.WriteLine ("echo iPhone、iPod作成受注データを取り込み")
    st.WriteLine ("echo 改行コードCRLFへ変更します ")
    st.WriteLine ("echo ———————————————")
    st.WriteLine (myCOMMAND)
    st.WriteLine ("exit")
    st.Close

    Shell ("cmd.exe /K C:katabefmgoCR2winCRLF.bat")

    DoCmd.SetWarnings False
    DoCmd.RunSQL "DELETE FROM JANlistテーブル"
    DoCmd.SetWarnings True

    DoCmd.TransferText データインポートします:-)

    End Sub[/vb]

    完成はしたもののオフコンとの連携が解決できず誰も使っていない
    FileMakerGOアプリ「なんちゃってハンディーターミナル」。

    それとは逆に、評判がイイのが単純に情報を集めるデータコレクタ機能 🙂
    「バーコードスキャン、数量、単価、保存」を繰り返すシンプルな画面で、データ加工は専用MS-Acess。

    nkf.exeを使った改行コード変換は、この専用Accessのインポート部分です。

    このデータコレクター機能+加工用Accessがあれば、消費税アップ時に依頼されるであろうプライスカード再発行業務が少し効率よく出来ると思います。

    それにしても、プライスカードは外税にすべきですよね!?

    消費税アップごとに何百枚、何千枚の内税プライスカードを作り変えてたら時間と経費が猛烈に掛かり中小企業はつぶれてしまう。
    それをお役人は分かってくれてるのかな・・・ 😕

    その上で、軽減税率を本気で導入するつもりなんだろうか?
    オフコン屋に見積りさせたら、商品分類ごとで税率を変えるプログラムは複雑で会社が潰れそうな高い見積額になりそうなんですけど・・・・。
    どこの政党だ、熱心に・・・

  • 【FileMaker開発】FileMakerGOでハンディーターミナルアプリ完成!?

    FileMakerGoで開発しいた「なんちゃってハンディーターミナルアプリ」はようやく完成したかな・・・

    テストして問題になったのが2つ

    1:薄暗い倉庫内ではカメラを使ったバーコードスキャンは非実用的。

    その上でバッテリーもバカ食いするので、Bluetoothバーコードリーダーと併用出来るように切替ラジオボタンを大きくど真ん中に移動。

    FileMakerGO13の10キーボードは優秀!
    Android OSと違いBluetoothスキャナーを認識中でも表示してくれるので、数量・単価の入力が出来る。

    2:もう1つの問題は、FileMakerGOかiOSの仕様なので諦めました。

    FileMakerGOアプリでエクスポートされるテキストファイルの改行コードCRなんです。
    オフコンへインポートさせる為、改行コードをCRLFにしたかったんだけど無理なのね

    ファイル書き出し時にダイアログボックスを出し、「メール送信」か「表示」を選択させ、「表示」の場合はUIDocumentInteractionController経由でパソコンへ持ち込む。

    後は、手作業!
    改行コードをCRLFで保存し直し、オフコン上の指定フォルダーへ置く(面倒だ!)

    FileMakerGOなんちゃってハンディーターミナル完成かな・・

    基幹システムへ読み込ませるのに2手間必要なこととiPod touchの4インチ液晶画面が小さいことで社内での評判はいまひとつ・・・

    FileMaker12で作ったVer.1に続き、FMP13のVer.2「なんちゃってハンディーターミナル」もお蔵入りかな・・・・

    マイクロソフトさん、売れていないWindows Phone OSのテコ入れにVBAが動く「MS-Access GO」を発売して下さい!

    7インチWindows Phone TabletとMS-Access GOが販売されたら、ITへの予算が限られてる中小企業は、たくさん買うと思うはず!

    出れば、形部商事も10台買います

     

  • 【FileMaker開発】GOから固定長ファイルをFTPは無理みたい

    FileMakerGOでハンディーターミナルアプリを作ってはみたものの実践投入するには基幹システムとの連携部分も考えなければ・・・

    これが難題なんです 😕

    必要なことは4つ
    1:固定長ファイルでの書き出し
    2:改行コードはCRLF
    3:拡張子無しの指定ファイル名
    4:サーバ上の指定フォルダにコピー

    MS-Accessなら、tableをDo WhileでループしてFileYsytemObjectでファイルに書き出せば固定長で指定改行コードで指定ファイル名のファイルは作れる。
    サーバの指定フォルダーへのコピーも、shellコマンドでFTPクライアントを動かせばUPLOAD出来る。

    さて、FileMakerGOだとどうすればいいんだろう?

    1:固定長ファイルでの書き出し:1個の固定長フィールド内に全部指定する
    固定長ファイル用計算フィールドを1個作ってすべてを書き込めばいいみたい。
    この方法しか思いつかないFileMaker。ヘッダー、フッターが必要なEDI、EOSデータってどうやってつくるんだろう?作れないのかな?
    固定長は計算フィールドで指定:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    1:固定長ファイルでの書き出し:ファイルタイプはtab区切り
    書き出し対象項目が1フィールドなので行末に何も付きません。
    固定長ファイルで書く出す時はTAB区切り:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    【未解決】2:改行コードはCRLF:FileMaker GOでCRLFは付けれない!
    「出力ファイルの文字セット」を「Windows」「ASCII(DOS)」「Sift-JIS」にしたエクスポート用ボタンを3つ作り、Windows版とFileMakerGOで実行。
    Windows版だと3ファイルとも改行コードがCRLFなのにFileMakerGOではすべてCRになってる。
    これはFileMakerGOの仕様、それともiOSの仕様?困った、6万円が遠ざかっていく・・・・
    出力ファイルの文字セットを何を選んでもCRLFにできないぞ!:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    「ASCII(DOS)」ボタンで作られた2つのファイルをバイナリーエディタで確認すると改行コードが違う。
    Windows版ならCRLF(0D0A)なのに、FileMakerGO版はCR(0D)!(困った)
    同じ設定でもWindowsとFileMakerGOで改行コードが違う!:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    【未解決】「3:拡張子無しの指定ファイル名」も「4:サーバ上の指定フォルダにコピー」もやり方がわからない
    FileMakerGOにFTPクライアント機能もWindows共有機能もないのでAccessの経験は活かせない。
    その上で、セキュリティが厳しいiOSはアプリ同士、プロセスもフォルダも完全独立。
    自分のアプリから別のアプリを実行させることを許してないそうな!?
    FileMakerGOから端末内にあるFTPコマンドを実行できないようです。

    立ち読みしたiOS開発本によるとアプリ連携は唯一UIDocumentInteractionController経由のみ。

    これが大問題!知ってましたUIDocumentInteractionControllerって拡張子の無いファイルは無視するんですよ:-o
    拡張子が無いファイルを指定しても、うんともすんとも動かない。

    苦肉の策でUIDocumentInteractionControllerを利用
    TXTの拡張子を付けてファイルを書き出しUIDocumentInteractionControllerを表示させ、さてどうしよう?
    取りあえずはGoogleドライブでPCまで待ちこむか・・・・・
    そして、どうしよう?
    UIDocumentInteractionControllerを使ってサーバへコピーするには?:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    やれやれ、今日も本屋で情報収集(=長時間の立ち読み)へ行こう。
    FTPのファイル転送設定をアイコン化してUIDocumentInteractionControllerに表示できるアプリが売られてないか探してみよう・・・

    平均年齢が上がり続ける田舎の弱小企業。
    老いた社員に「Goからメールを飛ばし、パソコンで受信、添付ファイルをサーバの指定フォルダに保存して改行コードをCRLFで保存し直し、ファイル名から拡張子を消して」なんて指示しても出来ないだろうな・・・

    やっぱりFileMakerGOでハンディーターミナルを作るのは無理なのかも・・・・

  • 【FileMaker開発】FileMaker13でハンディーターミナルアプリ開発

    「ハンディーターミナルを自作できないか?」と思い続けて数百年。

    2012年12月に雑誌で読んだ記事「FileMaker12ならiPhone、iPadアプリが簡単に開発できる」を信じ6万円で「FileMaker Pro12Adavance」を買ったのは13か月前。

    そして3ヶ月で作ったiPhone用ハンディーターミナルアプリは作りこんだソフト10キーボードの反応が悪すぎ実用に耐えない失敗作。

    [FileMaker12で作った失敗作]

    FileMaker12で去年作った失敗作
    失敗原因になったFileMaker12で作ったソフト10キー
    「444」と打つと「44」になるんです。
    失敗原因になったFileMaker12で作ったソフト10キー

    iOSに数字専用ソフトキーボードさえあればと思い続けiOS7を待ちましたが、最新7にも数字専用10キーは存在せず(残念)
    「使えるものを作れない限りソフト代は経費として認めない」と言われ、1年経ちましたが僕の6万円はいまだ未回収・・・(泣)

    そこに朗報、アップデート版「FileMakerPro13」には僕が待ってた2つの新機能が追加されました。1つは待望の10キーボード、もう一つはカメラを使うバーコードスキャナー機能。

    「FileMakerPro13なら今度こそハンディーターミナルアプリが作れるかも」と30日間の体験版をインストール。
    10ヵ月ぶりにVer12のファイルをVer13用に作り直し。

    役に立たなかった手作りソフト10キーを削除しFaileMaker10キーボードへ変更。
    商品コードはiOSキーボードとカメラスキャナ、どちらからでも入力出来るように変更。
    カメラスキャナ使用時は、連続バーコードスキャンも出来るようにしました。
    ついでにもうひとつの新機能ポップオーバーも多様。iPhoneは画面が小さいので詳細はポップオーバーで表示。

    やったー、やったー、(^o^)/!
    これで僕も6万円、認めてくれるかな?

    トップページ
    マスタインポート機能はWindows環境のみ動作。
    「JAN集め」は何にでも使えるJANコードと数値2項目の収集機能。
    消費税アップ時の棚札データ再収集、棚卸などに使えるはず。
    トップページ:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    受注入力画面
    僕の待ってたソフト10キーボードがFileMaker13の機能として実装できました。
    受注数は、ポップオーバーに梱とボール入数と数量ボックスを並べ自動計算。
    「入力切替」チェックボックスで、FileMaker10キーボードとカメラバーコードスキャナを切替。「スキャナ」モード時は、カメラスキャナが自動起動されます。

    入力された商品コードが4桁〜6桁の時は自社商品コード、8桁はJAN8、13桁はJAN13で商品マスタから商品情報を検索、表示します。
    14桁〜16桁の場合は、Left(Right(ScanCD,13),1)でJANコード部分を取り出しチェックデジッを再計算。そのJANコードで商品マスターを参照します。
    それ以外の桁では、バーコードフィールドを初期化し、そこにとどまります。
    受注画面:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    受注一覧
    受注明細も詳細はポップオーバーに表示。
    受注一覧:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    カメラバーコードスキャナ動作時
    FM13のこの機能、とても便利。
    でも暗い倉庫でテストすると認識できないことがけっこありました 🙁
    これを経理に知られると、また経費として認めてもらえないかも 😮
    バッテリーの減りも激しいですね。

    悲しいかな、この試作のためにBluetoothスキャナーも買いましたが、僕のモデルはiOS用のスキャナーON/OFF機能の無いファームウェアで一度動かすと、バーコードは読めても数量、単価の入力が出来なくなります(買い直しかな):-(
    カメラバーコードスキャナ:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    マスタ
    クイック検索機能を使うと、簡単にマスタ検索できてとても便利。
    ポップオーバーで住所からGoogle地図を表示することも出来ます。
    マスタ:Filemaker13でハンディーターミナルが作れるかな・・

    MS-Accessプログラマーでファイルメーカード素人が作ったiPhoneアプリ。
    きっとプロのファイルメーカープログラマーが見るとヘンテコアプリかもね:-)

    本当は、値段が高く、自由度も低いApple製端末でなく、安い台湾製Androidタブレットで動かすJAVAプログラムの勉強も初めて2年経ちます。
    でも、たかが独学VBAプログラマーレベルの私には、JAVAプログラミングはハードルが高過ぎて、今だ何も形に出来ていません。もっと賢く生れてきたかったな・・・

    最後に・・・・・
    MS-Accessプログラマにとってファイルメーカー開発はとても難しい。
    と言うか正直好きになれません:-?

    クエリーが無く、SQLのINSERT・UPDATE・DELETEが使えず、その上、入力フォームがすべて連結フォーム。

    これで本物の業務ソフトが作れるんだろうか?

    ネットで見かけた「ファイルメーカー最高、Accessはダメ」と投稿している人に、INSERT・UPDATE・DELETE文の便利さと非連結フォーム・非連結フィールドを使った自由度の高いユーザーインターフェース作りを教えてあげたいですね。

  • [fm]フFileMaker12でiPhoneアプリ開発

    2012年12月、パソコン雑誌で下記のような記事を見ました!

    FileMakerPro12と無料になったFileMakerGOを
    組み合わせればiPhoneアプリが簡単に開発出来ます。

    この記事通りなら、人気スマホ「iPhone」で動く受注業務用ハンディーターミナルアプリが自作できるかも・・・

    そこで、総額90,000円の買物をしちゃいました!

    FileMakerPro12Advanced(60,000円)
    iPod touch32G(24,800円)
    bluetoothバーコードスキャナー(16,800円)

    1ヶ月でプロトタイプアプリが完成しました

    使ってみると、ガーン
    動作が遅すぎて使い物にならないよ!

    ハンディーターミナルには単価・受注数を入力する数字キーが必須。
    でも、iOSには数字専用キーが無いんです!
    そこで、FileMakerの機能を使っいたソフト10キーを作りました。
    しかし、このキーがすごく遅いんです

    数字”33″と同じ数字を連打すると
    1個目の”3″だけ認識して、2つ目の”3″は無視される

    「FileMaker製ハンディーターミナル作戦」
    どうやら大失敗かも・・・・

    アプリが完成しなければ初期投資90,000円を経費として認めてくれない厳しい経理担当

    認めてもらえないと、僕の自腹なんですよ

    ちなみに、この為に買ったbluetoothバーコードスキャナー「MS910」はネットで見つけた最安値モデル。

    これ、物流業界では使えないものでした。
    白い紙に印刷されたバーコードは読めても、茶色のダンボールに印刷されたITFコードは読めない代物でした。