中小企業経営者が、頑張れば大きく経費削減出来る分野がコンピューターだと思うんです。
個人的に、大成功だと自負するのが自作ハンディーターミナルシステム
ハンディーターミナルとは、
モバイル端末で動くデータベースソフト
ハンディシステム構築を専門業者に見積させると端末11台+ソフトウェア開発合わせて400~500万円+維持管理費
高額すぎて払えないので、頑張って自作に挑戦!
完成した自作システム総経費は
約30万円
プログラム代0円+ハードウェアは安いAndroidスマートフォン
しかも保守契約も不要。
基本、僕のハンディシステムは使い捨て
端末が壊れたら安いスマホを買ってアプリをインストールする。
修理はしない。
IT経費の節約額、すごいでしょ?
このアプリを素人の私でも作れたのはAppyBuilderのおかげ
プログラミング教育用に作られた簡易開発ツール「App Inventor」にSQLiteデータベース機能を追加した会員制プログラム環境がAppyBuilder
SQLシステムをこんな感じで開発出来ます。
超簡単でしょ!
だから僕でも作れました。
- [App Inventor]マサチューセッツ工科大学(MIT)運営本家
- [AppyBuilder]元有料今無料、加入6年目の独自拡張サービス
- [Kodular]AppyBuilderを吸収する同種の無料サービス
2014年10月に加入したこのサービス
月額5ドルの利用料で使える有料サービスでしたが会員が集まらずビジネス的に失敗。
2017年10月28日、オープンソース化され無料サービスになりました。
このタイミングで嫌な予感
このサービス、2・3年で終わな!
その予想が大当たり
AppyBuilder、残念ながら2020年6月で終了
同種サービスKodulaへ吸収されることになりました。
苦労して作った僕のアプリ、どうなっちゃうの?
2020年1月時点(Partial Migration:部分的統合)で、AppyBuilder製ソースファイルをKodularにインポートはできましたが開かない!
2020年3月末日、Final Migration(統合完了)
予定通りならFinal Migration後の4月からはKodulaでAppyBuilderプログラムが開くはず!
そうでないと困る
試してみると、あれ
ガーン、開かない!
2020年1月と同じ砂時計が延々と回るだけ
開く時に一瞬表れる1つ目のエラー:AppyBuilderのswitch compornet未対応
switch compornetを削除し再インポート
2つ目のエラー:AppyBuilder KichenSink compornet未対応
3つ目エラー:AppyBuilder Side Menue compornet未対応
4つ目エラー:AppyBuilder FTP compornet未対応
最終的に、AppyBulderの4コンポーネントを削除したらKodularで開けました!
Final Migration(統合完了)って
AppyBuilderコンポーネントをKodularのものに
自動変換する機能の完成日じゃないのね!
吸収される側のAppyBuilderコンポーネントを削除しKodularコンポーネントで作り直すんだ!
これってMigrationかな?
とにかく、すげー面倒そう・・・
まぁ、僕のアプリはAndroid4.0~10まで対応。
型落ち・中古端末を買い繋げば2025年くらいまでは使い続けられるはず。
10年間使えたら努力は報われた
って言えるよね