「ハンディーターミナルアプリを自作出来ないか?」とGoogle検索「App Inventor + SQLite」をしてたのが2014年秋。
その当時、唯一見つかったのが有料サービス「AL2LiveComplete(=現AppyBuilder)」でした。
あれから4年、「MIT App Inventor2」にExteision機能(=拡張用インターフェイス)が加わり、有志がSQLite Extensionを公開してくれたことで、今同じgoogle検索すると複数のサービスが見つかるようになりました。
SQLite Extension
[aix-SQLite(App Inventor extension for SQLite)—GitHub]
2018年秋時点で、SQLiteが使えるApp Inventorベースのサービスがこれ!
- 本家App Inventor+SQLite Extension
- Thunkable+SQLite Extension
- Makeroid+SQLite Extension
AppyBuilder以外に、ハンディーターミナルアプリをより快適に作れる開発環境がないか試してみました。
最初にイジってみたのが「Thunkable」!
このサービスの最大の売りが、同じプログラムでAndroid用とiOS(=iPhone、iPad)用プログラムが一度に作れるCross-Platfome!
へぇ、App InventorプログラムがAndroidとiPhoneの両方で動くなんて夢みたい!
Android用アプリ+iOS用アプリが同時に作れるサービス「Thunkable ✕」が公開されたのは4ヶ月前!
出来立てホヤホヤ。
操作画面がこれ!
薄いピンクと濃い紫色が使われてる、配色がダサい今ひとつのデザイン!
Thunkable Xの「User Intarface」ブロックはたったの8個!
Cross Platformを実現するには、この超ベーシックな8個が限界なのかな?
Checkbox、ListPicker、Spinnerが無いのは困る!
ちなみにAndroid専用サービス「Thunkable Classic」の「User Intarface」ブロックは17個!
AppyBuilderGoldは26個もある!
さてと、ではテストアプリ作成開始!
あっ、そう言えば・・・
私、iOS端末持ってたっけ?
僕、Apple嫌いでiOS端末を買ったことはほぼ皆無!
丁寧に作り込まれたキレイな製品を割高プライスで買う性格ではないです!
私の金銭感覚は、程々の製品が程々の金額で売り出され、それを直ぐには買わずに我慢!
型落ちし値が下がってから買うのが私!
唯一持っていたのはFileMakerでハンディーターミナルアプリ開発の勉強用に買った5世代目iPod Touch!
FileMakerのあまりのポンコツな開発環境に嫌気がさし勉強を中止してからはほとんど使っていませんでした。
そこで、まず久しぶりに使うiPod touchのOSをアップデート!
対応可能な最新OS「iOS9.5.3」へアップ後、「Thunkable X」製テストアプリをメール送信しインストール。
んんん~、実行すると予想通り「信頼性エラー」で動かない!
厳しい「Apple Store」アプリ審査無しの野良アプリを動かすにはひと手間必要でした。
これで準備OK!
それでは、テストアプリを実行すると・・・・(あれ?)
夢のクロスプラットフォーム開発のテスト結果は、「即クラッシュ!」
ならばAppleStoreからインストールしたThunkableLiveコンパニオンアプリを実行すると。。。。
やはり、即クラッシュ
まったく何も動かない!
ipod touchのiOS9.3.5が未対応OSなのかな?
そこでgoogle検索「Thunkable ios version」
下のページに、iOS 8以上と書いてます!
だったら、何でクラッシュするの!?
Specifically, Thunkable is compatible with all Android devices that are running Android 4.1 and above and all iOS devices that are running iOS 8.0 and above.
iOSアプリと言ってもiPod Touchでは動かないのかな?
とにかく「Thunkable X」にはExtension機能が無い上、Android用の半分近いコンポーネントが使えない発展途上の開発環境でした!
Apple製品にまったく興味がない私にとって「Thunkable X」は全然魅力的に見えないサービス!
AppyBuilderの方が、10000倍使える開発環境だと思います。